設立趣意書
提供:Tokyo6to4
迫り来るIPv4アドレスの枯渇と、遅々として進まないIPv6の普及。 - いま、世界のインターネットは一つの転機を迎えています。 私たちはこのような状況に危機感を覚えるとともに、この状況を 打開すべく、IPv6の裾野を広げることが重要だと考えます。 IPv4の世界からIPv6インターネットに接続する手法としては、6to4 ISATAP、Teredoなどが存在しますが、日本のインターネットユーザ が広く利用できるサイトは国内に存在しません。この結果、これら の手法を利用した IPv6 トラフィックは、太平洋や大西洋横断を余 儀なくされ、大幅な通信品質の低下が生じています。 私たちは、将来的なビジネスベースでのIPv6インターネットの普及に つなげていくための橋渡し役として、日本国内にIPv4/IPv6トンネリン グ技術を用いた公共サービスを一定の期間、提供し、IPv6が利用でき る環境の整備に努めます。また、これらのノウハウを公開し、知識と 情報の共有に努めます。
2008年10月
発起人一同